農水省は26日、令和元年「農業・食料関連産業の経済計算(概算)」を公表した。元年における農業・食料関連産業の国内生産額は、前年から0.8%増加し、118兆4,764億円となった。これは、全経済活動の11・3%を占めている。部門別にみると、農林漁業は12兆4,554億円(全体の10.5%)、食品製造業は37兆8,671億円(32.0%)、関連流通業は34兆6,582億円(29.3%)、外食産業は28兆9,485億円(24.4%)となった。また、部門別の動向を前年と比較すると、農林漁業は、野菜や鶏卵の価格が低下したことや漁獲量の減少などから1.3%減、食品製造業は、総菜・すし・弁当・パン類・めん類が増加したことなどから0.1%減、関連流通業は、小売業のマージン額が増加したことなどから1.8%増、外食産業は、1人あたりの外食支出の増加から1.3%増となった。
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