農水省は26日、和歌山県かつらぎ町の養豚農場で豚熱の患畜が確認されたことを受け、「農林水産省豚熱.アフリカ豚熱防疫対策本部」を開催した。和歌山県での発生は昭和46年以来。同養豚場は繁殖豚34頭(うち雄3頭)、肥育豚256頭、計290頭を飼養。8日に子豚24頭に豚熱ワクチン接種(その他の豚についてもすでに接種済み)を行っていたが、24日にワクチン接種豚1頭が衰弱していたことから県家畜保健衛生所に通報。25日に農研機構で精密検査を実施したところ、26日に豚熱の患畜であることが判明した。ワクチン接種地域であることから、移動制限区域、搬出制限区域の設定は行わない。
目次