農畜産業振興機構は28日、10、11月の牛豚鶏肉需給予測を発表した。それによると、牛肉の生産量は10月が2万8,600t(前年同期比1.2%増)、11月が3万1,800t(4.8%減)と予測している。品種別出荷頭数をみると、10月は和牛が3.2%増で、交雑種が2.0%減、乳用種が2.4%減。11月は和牛が5.5%減、交雑種が7.1%減、乳用種が4.3%減としている。輸入数量は、10月が4万6,300t(16.4%減)、11月が4万4,500t(5.9%減)で減少が続く。内訳をみても10月の冷蔵品が18.7%減、冷凍品が14.3%減、11月の冷蔵品が6.9%減、冷凍品が4.9%減と予測しており、とくに冷蔵輸入品は新型コロナウイルスの影響に伴う外食需要の減退や豪州産生産量の減少による現地価格の高騰が影響している。出回り量については、10月が1.1%減、11月は5.6%減としており、期末在庫は10月が1.8%減、11月は1.1%減とみている(続きは食肉速報に掲載)
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