全国食肉公正取引協議会の河原光雄会長は15日、消費者庁の令和2年度景品表示適正化功績者表彰を受けた。同日、東京・霞が関の中央合同庁舎4号館大臣室で表彰式が行われ、井上信治内閣府特命大臣(消費者および食品安全)から表彰状が授与された(写真は表彰状を手にする河原会長〈左〉と井上大臣〈右〉)。全国食肉公正取引協議会の会長が、この表彰を受けるのは初めて。
河原氏は、平成12年に同協議会の常務理事に就任し、さらに24年には会長の職に就き現在に至る。20年を超える長きにわたり、食肉にかかわる公正取引の面で、会員の厚い信頼を受け、食肉の表示に関する公正競争規約および同施行規則の円滑かつ効率的な運用に取り組み、また「事業者間の公正な競争の確保」および「一般消費者による自主的かつ合理的な選択」を目的とする精神を踏まえ、適正な表示の推進、各種法令の順守など業界全体のコンプライアンス向上に向けた取り組みに尽力していること等の功績が認められた。
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