農水省によると、韓国でのアフリカ豚熱(ASF)発生は飼養豚で9日に15例目、11日に16例目が江原道の農場で確認された。同国では、昨年の9月17日の初発生のあと約2カ月間発生が続いたが、昨年10月9日の14例目以降飼養豚では確認されず、ちょうど1年ぶりの発生となった。
また、発生地域はこれまでの京畿道、仁川広域市と同様に北朝鮮の国境近くの江原道。江原道では野生猪での発生は確認されていたが、今回、飼養豚で初めて確認され、拡大が懸念される。10月11日現在で同国での発生数は累計774件、このうち豚が16件、野生猪が758件となっている。
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