農水省は8日、7月に改正した「アフリカ豚熱に関する特定家畜伝染病防疫指針」に基づく初動対応を確認するため、省内でアフリカ豚熱(ASF)発生を想定した防疫演習を実施(協力=農研機構動物衛生研究部門、熊本県)
アフリカ豚熱が熊本県で発生したことを想定し、同県からの緊急通報を受けて机上で訓練を開始。農業情報などを、現地から速やかに収集し、省内などの防疫実務者間で共有を行うとともに、予防的殺処分を含む防疫措置計画の決定や防疫資材の提供、防疫作業動員者の派遣などについて調整を行い、迅速に防疫措置が開始できるか点検・確認を行った。
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