江藤農相、7月豪雨の農水関係被害「全国35道府県で191億円」

 江藤農相は14日の閣議後会見で7月豪雨の被害状況について多くの県で調査中とした上で14日6時30分時点で全国35道府県で191億円にのぼっていることを明らかにした。また安倍首相が今年度予算の予備費を活用し、被災者の生活支援などの対策をパッケージとして取りまとめる考えを示したことを受けて、農水省の対応については「熊本だけ特別というつもりはない。ただ、熊本は地震もあり、さまざまな災害に連続して襲われ大変な状況となっている。私も現場にいっていない。全容をつかまないと具体的な対策を進めることはできない。農水省にはこれまでの知見が積み重ねてある。工夫をすれば月内にはしっかりしたものがまとめられると思っている」と述べた。

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