農水省は10日、2年2月1日現在の畜産統計を公表した。肉用牛の全国の飼養戸数および飼養頭数はそれぞれ4万3,900戸、255万5千頭となり、飼養頭数の内訳をみると、肉用種は179万2千頭で、うち子取り用雌牛は62万2千頭となっている。乳用種は76万3400頭とだった。1戸あたり飼養頭数は58.2頭となった。
肉用牛の総飼養頭数規模別にみると、飼養戸数は「1〜4頭」の階層で最も多く、飼養頭数は「500頭以上」の階層が最も多かった。総飼養頭数規模別の飼養頭数割合は、「500頭以上」の階層で約4割を占めている。
全国農業地域別にみると、肉用牛の飼養戸数と飼養頭数は、九州がともに全国の約4割を占めている。
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