江藤農相は9日の閣議後会見で英国との日英経済パートナーシップ交渉について「農林水産品については、今後、すべての経済連携協定、日英も当然含まれるわけだが、過去の経済連携協定を超えるものではないということが大前提、大きな基本だと思っている。これは私の認識である。英国との交渉においても、このような認識は内閣でも共有していただき、しっかり対応していただけると考えている」と述べた。
農水省によると、2017年英国の生産状況は牛肉が90万t、豚肉が90万t、鶏肉が163万tとなっている。BSE発生国である英国産牛肉については平成8年3月から輸入手続きを停止してたが、平成31年1月に食品安全委員会の食品健康影響評価結果を踏まえた英国政府との協議などが終了し輸入手続きを再開している。
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