21日に開かれたG20農業大臣臨時テレビ会議で江藤農相は農業を守るとともに、国民の生活の基盤である食を守る観点から、新型コロナウイルス感染症のまん延が食料安全保障に影響を及ぼすことがないよう、各国が協調して対応することなどを訴えた。江藤農相は(1)農産物の生産と流通の流れを遮断しないよう、各国が協調して対応すること(2)新型コロナウイルス感染症対策を理由に不必要な輸出入規制は厳に行わないこと(3)農業生産を継続させるため、必要な労働力や生産資材などの供給を確保する必要があること(4)食料の需給状況についての適時適切な情報提供が重要であること—の4点について発言した。
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