チリポーク(チリ産豚肉輸出協会)はこのほど、チリ産豚肉の取り扱いがある輸入業者、流通業者に向けて声明を発表し、生産段階において高い衛生水準を保っていることに加え、コロナ対策に関する基準を設けていることを報告した。
それによると、チリでは通常どおりの業務を行っており、関係者全員の健康を守るために万全の対策を講じているほか、国内外の消費者にこれまでと変わらぬ品質の良い豚肉を不足なく供給できるよう生産を続けているが、さらに新型コロナウイルス対策として、施設に入る前の労働者の体温管理、問題が起こった際の影響を最小限に食い止めるためのゾーニングや消毒方法、各オペレーション間の距離を取る方法などの設定、各生産工程で働く労働者の他工程への侵入禁止、国内外でのミーティングなどを避け、オンラインミーティングに変更するなどといった対応を迅速に行っているという。
また、毎年日本で5月に開催していたイベントについても9月後半から10月前半に延期することを報告した。
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