カナダビーフ国際機構(清冨一郎駐日代表)は11日、東京ベイ・クルージングレストラン「シンフォニー」で開催された、カナダビーフとハナマルキ液体塩麹のコラボレーション企画(主催=一般(社)全日本司厨士協会東京地方本部広報企画部)に協賛した。イベントには、9年連続ミシュランの星を獲得したフランス・ブルターニュの「ホテル・ブリタニー」シェフのルイック・ルバイ氏が来日。ルバイ氏は液体塩麹を使い、カナダビーフやオマールえびの素材の味を引き立てたメニューについてデモンストレーションを交えて紹介した。
カナダビーフのプレゼンを行った清冨代表(写真)は「ことしは、カナダビーフにとって大きな飛躍の年となった。昨年12月にCPTPPが発効し、2019年は前年比で数量、金額ともに50%以上の伸びを記録。日本市場において豪州、米国に次ぐ第3の牛肉輸出国としての立ち位置を築くことができた。この勢いを来年も続けていきたい。カナダは牛肉や豚肉だけでなく、シーフードやワインなどさまざまな食材がある。そういった食材とコラボしてカナダビーフのさらなる拡大を図っていきたい」と意欲を述べた。さらにカナダビーフの優位性について「穀物肥育であり、アンガス種など肉専用種が非常に多く、日本に輸入されるカナダビーフはほとんどが肉専用種だ。冷涼な気候で疾病も少なく、衛生環境の整った環境で育てられている。さらに日本向けには肉や脂の色など、とくに厳格な基準で選別された製品が輸出されている」と説明した。
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