広島県畜産共進会冬季「枝肉の部」で(有)野山牧場が最優秀賞

 全国農業協同組合連合会広島県本部(JA全農ひろしま)は3日、広島市西区の広島市中央卸売市場で第95回広島県畜産共進会冬季「枝肉の部」(協賛=広島県、広島市、広島食肉市場(株)、公益社団法人日本食肉市場卸売協会、公益社団法人日本食肉格付協会、広島牛特産化促進対策協議会)を開催した。共進会には広島牛30頭(雌14頭、去勢16頭)が出品され、厳正な審査の結果、優秀賞5点、優良賞9点を選出。格付はA5が16頭、A4が13頭、A3が1頭だった。最優秀賞には野山牧場出品の「野山9357」号(去勢、格付A5、枝肉重量625.0kg、BMS N0.12、ロースしん面積113平方cm、バラ厚10.5cm)を選出。せりでは(株)マスカンがキロ単価4,160円(税込み)で落札した。
 野山牧場は東広島市で繁殖用雌牛100頭、肥育牛100頭を飼養。すべて自家産の子牛を育てており、山本利隆会長は「空気のきれいな場所で愛情をかけストレスなく育てている。短期間の肥育で出荷できるのは一貫経営の強み。受賞はもちろんうれしいが、皆さんのおかげ。広島牛や元就の発展に貢献したい」と述べた。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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