家畜改良センターがまとめた平成28年9月末現在、全国の牛個体識別記録によると382万9655頭(前年同月比0・5%減)の微減となり、前月比は4940頭の減少だった。まだ増減を繰り返しているが、減少幅は緩和されつつある。今回のデータでは交雑種肉牛は4%台の増加が続き、黒毛和種は微増した。9月末現在の肉用に飼養される肉用牛(ホル雌、ジャージー、乳用種を除く)は246万3156頭(前年245万9103頭)と前年比0・2%の微増となった。肉用牛品種別はホルスタイン種雄(去勢)が平成23年秋口から40万頭を下回り31万1744頭(5・5%減)で、雌は増殖が進まないのか前年比1・7%減。
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