全国食肉事業協同組合連合会は、平成31年度国産食肉理解醸成食育推進事業の事業推進専門委員会(委員長=安部新一・宮城学院女子大教授)を7月25日、都内で開き、昨年度の事業実績を報告するとともに、今年度の事業計画案を説明し、今後の取り組みの方向性について了承を得た。
冒頭、主催者として木村元治専務があいさつし、食育の事業を昨年度から3年間の事業として本格実施しており、これまでにDVD「お肉が食卓にとどくまで」を作成し「食材の安全性や栄養にとどまらず、食への感謝、命をいただくことなどお肉ならではの内容を盛り込み好評を得ている」ことなどを説明。昨年度はこのDVDのインターネット上での配信を含め、食肉の食育のプラットフォームとして、食育サイト「おにくらぶ」を開設し「『おにクイズ』や『おにくらぶたいそう』もつくり、頭や体を動かすサイト構築に取り組んだ」。農水省や全農などとも協力し「業界をあげて食育に取り組み始めつつあり、そうした流れが出てきている。今年度は『おにくらぶ』の中身を質的にさらに充実させていきたい」とした。
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