吉川農相は1日の閣議後会見で、ベトナムなどにも広がっているアフリカ豚コレラなどの侵入防止対策について「農水省としては広報活動をまず強化することで旅行者に対する持込禁止品の周知を図るとともに、空港や港において、検疫探知犬による探知活動や家畜防疫官による口頭質問を強化することによって、肉類の持ち込みの防止を図っている」と述べ、水際対策の強化について「ことし2月には検疫探知犬を臨時的に4頭ほど増頭した。現在、中国からの直行便の9割を占める主要7空港および川崎東郵便局に計33頭の検疫探知犬を配置をしており、今後、さらにできたら増頭する予定だ。
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