日本ハム・ソーセージ工業協同組合はこのほど、平成30年6月分の食肉加工品生産量を発表した。それによると、全体の生産量は4万7,852t(前年同月比0.3%減)と、ことしに入って初めて前年を下回った。全製品群が前年を下回っており、暑さが消費に影響したことも考えられる。とくに落ち込みが大きかったのはハム類で、1万610t(5.5%減)と大きく減少。「その他ハム」は1,398t(8.9%増)と依然として大幅に伸びているが、主力のロースハムが7,484t(8.2%減)と大きくダウンしたのが影響している。
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