茨城県常陸牛振興協会(茨城県、JA全農茨城、県畜産協会、県畜連、県家畜商組合、県食肉事業協同組合、県食肉公社)は26日、「常陸牛の日」キャンペーン実施の記者会見を茨城県庁で開いた。
同会見は茨城県知事をはじめ、常陸牛振興協会の構成員、常陸牛指定生産者らが出席。冒頭、川津修会長(全農茨城県本部長)は「常陸牛振興協会は昭和52年に設立され、直近では年間1万頭に迫る勢いでその道を歩んできた。今後一層、県内および全国の消費者への知名度を上げていくため、振興協会が設立された3月5日を『常陸牛の日』として登録、ことしで2年目を迎える。今後はあらゆる方法を使って普及に努め、『常陸牛の日』を含む3月を常陸牛周知強化月間とし、五つのキャンペーンを展開していく。一つは国会議事堂本館食堂、衆参議員会館食堂での常陸牛メニューの提供。常陸牛を使ったハンバーグ定食、カレー、牛丼などを販売し、少しでも話題にあげていただきたいと思う。二つ目は県庁生協食堂(県内5カ所)での常陸牛ハンバーグの限定販売。おおむね1,500食を提供していく。三つ目は首都圏で最大級の常陸牛取扱量を誇る精肉店「腰塚」(東京・文京区)でのキャンペーン。特別価格で常陸牛を販売するとともに、2千円以上購入で茨城県産野菜などをプレゼントする。四つ目は第45回を迎える常陸牛枝肉共励会の開催。東京食肉市場に80頭の常陸牛を上場するとともに、前夜祭では仲卸買参人50人にPRする。最後の五つ目では、SNSやHPを使って常陸牛が当たるキャンペーンを行い、需要をさらに喚起していく」とキャンペーンの概要を述べた。
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