日本産牛肉の輸入再開でマレーシア富裕層の購買機会が拡大か

 日本の農林水産省は11月7日に、マレーシア向け日本産牛肉の輸出が7年ぶりに再開したと発表。同日以降、マレーシア農業・農業関連産業省獣医サービス局(DVS)の認定を受けたハラール方式を取り入れた2カ所の日本の輸出施設で処理された牛肉(月齢制限はなし)の輸出が可能となった。
 日本産冷凍牛肉の輸入は、2009年に6tに達していたが、マレーシア政府は、10年4月に宮崎県で口蹄疫が発生したことを受け同年5月に日本産牛肉の輸入を禁止した。口蹄疫の終息以降は、農林水産省と厚生労働省が連携し同国と輸出再開に向けた協議を進めてきた。日本国内で輸出前12カ月間口蹄疫およびBSE(牛海綿状脳症)の発生がないことが主な輸出条件となる。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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