配合飼料供給価格の改定期を控えて、関係団体・企業の対応が注目されている。プライスリーダーの全農は、今月26日にも平成29年7〜9月期の配合飼料供給価格を発表するもようだ。飼料情勢は、前期価格設定と比較して主要原料となる穀物相場が弱含みで、懸念は大豆かすだったが、アルゼンチンの天候の回復などから大豆相場も弱含んできた。為替も111円前後まで円高が進み、今後年末に向かいさらなるドル安を予想する声もある中で、総合的に判断すると7〜9月期に対して全国全畜種総平均トンあたり供給価格で約1,100円程度の値下げが予想される。
目次