米国の豚肉業界、輸出拡大に向けて日本との2国間協定を切望

 現地報道によると、全米豚肉生産者協議会(NPPC)は4月6日、記者会見を行い、「豚肉業界にとって日本との2国間協定が最大の優先事項である」と述べた。
 ニック・ジョルダーノ副会長は「日本との交渉を最初に行う必要がある。これを迅速に行なわなければ、日本での市場シェアが失われることになるだろう」と述べ、「トランプ大統領は日本との2国間交渉を行なう用意があるという明確なシグナルを発している」とした。NPPCによれば、2016年の米国産豚肉の対日輸出量は38万7千tで、金額にすると約16億米ドルに及ぶという。なお、NPPCは記者会見の前日、ワシントンDCにて複数の議員に面会し、日本との自由貿易協定やその他の通商協定の重要性について議論したとされている。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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