衆議院の農林水産委員会が8日、院内で開かれ、農林水産関係の基本施策について質疑された。
公明党の真山祐一議員は東日本大震災から6年となることを踏まえ、福島原発事故の風評被害対策について質問。これに対し山本有二農相は「東日本大震災からまもなく6年。避難指示区域の解除に向けた取り組みが進んでいる。農水省は福島県の農林水産業の再生に向けて、営農再開への支援、森林林業の実証事業への支援に全力で取り組んできた。この結果、南相馬市など5市町村において、2,500haで米の作付けが可能となった」と述べた。
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