農畜産業振興機構は23日、2月および3月の牛・豚・鶏肉の需給予測を発表した。それによると2月の肉牛は交雑種の増加にもかかわらず、和牛、乳用種の出荷頭数減により生産量は前年割れとなり、3月は交雑の急増と和牛の回復で出荷頭数も生産量も前年を上回ると予測。豚は2、3月ともに出荷頭数も生産量も前年を下回るとみている。また鶏肉生産量は1、2月ともに前年実績割れを予測した。
牛肉の出荷頭数をみると、2月が前年同月比2.7%減の8万600頭となり、生産量は1.7%減の2万5千tと予測。3月出荷は2.9%増の8万7,500頭で、生産量は4.4%増の2万7,100tと増加を見込んだ。
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