北海道日本ハムファイターズが日本一を誓う、北海道で激励会

 日本ハムは7日、札幌市のグランドメルキュール札幌大通公園で「北海道日本ハムファイターズ2025シーズン開幕スペシャルパーティ」を開催した。新庄剛志監督、コーチ、選手らが来賓約200人の前で、リーグ優勝と日本一を誓った。同パーティーはシーズン開幕を前に、北海道日本ハムファイターズの監督・コーチ・選手・スタッフに声援を届ける場として企画された。
 今年のチームのスローガンは「大航海は続く」。「大航海」をスローガンに臨んだ2024年シーズンは6年ぶりのAクラス入りと躍進。エスコンフィールドHOKKAIDOを舞台とした初のCSではファンの熱い後押しを受けて勝利の喜びを分かち合ったが、日本一の座にはたどり着けなかった。2025年は9季ぶりのリーグ制覇へ向け、新庄剛志監督をキャプテン(船長)とするチームは、成長を遂げた選手とファンを乗せて日本一を目指す。
 パーティでは日本ハムファイターズの選手紹介に続き、主催者を代表して球団オーナーである日本ハムの井川伸久社長は「昨年のファイターズの成績は2位で、終盤に盛り上がった試合が多く、選手全員が活躍できるシーズンであった。クライマックスシリーズをエスコンフィールドで開催することを宣言し、実現できたことはチームをはじめ、ファンの声援に後押しされたもので感謝している。同時にエスコンフィールドに418万人が来場するなど過去にない集客となった。今年はクライマックス(シリーズ出場)以上の成績を残していくことが、ファイターズの使命である」と激励した。
 新庄監督は「今シーズンはプレッシャーをものすごく感じている。今季は補強に加え、キャンプでは選手の細かな動きまでチェックができた。選手を信じ、そこから日本一を目指す」と力を込めた。
 来賓として、鈴木直道・北海道知事、秋元克広・札幌市長、上野正三・北広島市長が激励に駆け付け、それぞれの立場で祝辞を述べた。さらに北海道出身のスケードボード選手でパリオリンピック銀メダリストの開心那さん(中央写真右)が新庄監督に花束を贈呈した。
 北海道日本ハムファイターズを応援する会の会長でもある宮口宏夫・北海道新聞社社長があいさつとともに乾杯の音頭を取り、懇親に移った。パーティでは新庄監督をはじめ、選手らのトークイベントも行われた。選手会長の松本剛外野手は「今年こそは必ず日本シリーズをエスコンフィールドで開催し、最後に最高の景色が見られるように全力で戦っていく」と決意を表明。会場からは大きな拍手が起こった。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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