日本ICMJ、大学対抗部門では北海道大学が4連覇達成個人総合部門では日本大学の本多遥香さんが第1位に輝く

 全日本大学対抗ミートジャッジング競技会(日本ICMJ)実行委員会(井尻大地会長=鹿児島大学共同獣医学部畜産学科准教授)が主催する「第17回全日本大学対抗ミートジャッジング競技会」が2月26〜28日、東京都内で開催された。競技の結果、大学対抗部門(650点満点)では北海道大学(554.5点)が優勝し、4連覇を達成。第2位には帯広畜産大学(547点)、第3位に日本大学(543.3点)となった。
 個人総合部門(650点満点)は、日本大学3年生の本多遥香さん(451.7点)が第1位に輝いた。本多さんは「まさか自分が総合優勝できるとは思っていなかったので、大変驚いている。日大から今回出場した3人、さらに昨年出場した1人と、4人で力を合わせて毎日勉強してきたので、その成果を発揮できてうれしい。周りの方に支えていただき、感謝の気持ちでいっぱい」と喜びのコメント。卒業後は肉牛生産農家に就職予定であることを明かし、将来も業界で力を発揮していくことを誓った。
 さらに牛部門(300点満点)は北海道大学の大垣沙良羅さん(275点)、豚部門(200点満点)は同じく北海道大学の井上桜さん(178点)がそれぞれ第1位になったほか、部分肉.精肉部門(150点満点)は日本大学の土井実乃梨さん(150点)が満点での第1位となった。そのほか、今回から新設された、牛.豚の枝肉取引価格および食肉全般に関する設問が出題される基礎知識部門(50点満点)では北海道大学の飯田はるかさん(45点/50点満点)が第1位となったほか、個人総合部門に基礎知識部門を加えた日本食肉科学会理事長賞(700点満点)には北海道大学の井上桜さん(604点)が選ばれた。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次