山本農相は7日の閣議後会見で、政府の未来投資会議で農業のICT活用について戦略を練るとされたことについて「会議では、民間事業者などからのヒアリングが行われたようで、ICTの利活用に向けて、農地の地図情報などさまざまなデータのオープン化や標準化が議論いただけたというようにきいている」とした上で「農業の生産性の向上や成長産業化を実現する上で、情報通信技術、あるいはロボット技術、あるいは人工知能技術、またはインターネットなどの先端技術を活用しての農業分野のイノベーション。これはもう欠かせられない産業成長の条件。そうした観点から本会合における議論も踏まえつつ、生産現場でのICTのさらなる活用とイノベーションの促進に向けて、データの標準化、あるいはオープンデータ化など、データが自在に活用できる環境作りに向けて、関係省庁と連携して必要な検討を進めてまいりたい」との考えを示した。
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