日本ハムが「シャウ名店アワード2024」授賞式を開催、大賞は烏森百薬(東京都港区新橋)の「シャウエッセンの肉巻き」

 日本ハムは9日、「シャウ名店アワード2024授賞式」を東京都港区の東京ミッドタウンで開催。日本ハムでは今年7月から「#ちゃうエッセン」プロジェクトの一環として、シャウエッセンを愛し、メニューに採用している「シャウ名店」の募集を開始。「メニューのおいしさがシャウエッセンで引き立っているか」「メニューに新規性やアイデアを感じるか」「おいしさや、インパクトを感じるビジュアルか」「シャウエッセンの『パリッ!!』とした食感が感じられるか」の4項目の審査基準を基に、1018件に上る応募総数から事前審査、試食審査を行い、「シャウ名店金賞」を決定。さらに今年5月に開設した「シャウエッセンファンサイト」の会員による投票を含む、本審査を実施。今回のアワードで大賞1点、金賞10点を発表した。
 授賞式には、日本ハムの井川伸久社長(写真左から2人目)、松本之博常務執行役員加工事業本部長(右)、岸本栄執行役員加工事業本部マーケティング統括部長(左)が登壇。井川社長は「当社の主力ブランドであるシャウエッセンは1985年2月に発売以来、永年皆さまに愛され続けている。それまで赤ウインナーが主流だった日本で、羊腸を使用し本場ドイツの粗びき製法を取り入れ、粗びき市場を開拓した商品だ。発売当初はこれまでにない商品として販売は苦戦したが、CMや店頭での試食販売が功を奏し、翌年以降は伸長し続け、当社最大のヒット商品になっている。おかげさまで多くのお客さまに愛していただき、今では海外へも展開している」とあいさつ。続いて岸本執行役員は「当社は来年の40周年の節目にシャウエッセンブランドをさらに成長させていくことを目指し、さまざまな企画に取り組んでいる。その中の重要な一つがシャウ名店アワードであり、全国から予想を大きく上回る千点以上の応募をいただいた。今回のようなアワードを開催することで、さらに外食、中食業界をシャウ名店の皆さまと一緒に盛り上げていきたい」とした。
 さらにゲストとして、お笑いタレントの小島よしおさん(右から2人目)が今回のアワードにふさわしく、シャウエッセンをイメージした“シャウスーツ”で登場。普段から晩酌のお供などでシャウエッセンを楽しんでいるという小島さんは、同商品のパリッと弾ける食感を再現し、フォーマルなシャウスーツが一瞬で上下半袖に変わる仕掛けでシャウエッセン愛をPRした。
 アワードで栄えある大賞に輝いたのは、烏森百薬(東京都港区新橋)の「シャウエッセンの肉巻き」。シャウエッセンを豚のバラ肉で巻いた斬新なメニューで、6年前のオープン当初からの人気商品。受賞者が物心ついた時から食べていたシャウエッセンをどうしたらさらにおいしく食べられるかを考えて開発され、シャウエッセンのもつ「パリッ」「ジュワッ」に加え、焼いた肉でカリッとした食感を加えた。試食した小島さんは、「シャウエッセンそのもののおいしさに、香ばしいカリッとした食感が加わり、いろいろな食感が味わえる。家庭でも真似してみたい」と大絶賛。オリジナルの一発ギャグで感動を表現した。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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