福岡・京都を中心にレストラン事業を手掛ける㈲ディー・ディー・カンパニー(福岡市中央区、小野孝社長)はこのほど、30日に開業する「三井ガーデンホテル銀座築地」14階に同社として関東初出店となるレストラン「GINZA ONO Gratia -Smoke Dining-」のメディア試食会を開催した。
同社は、1998年に福岡に1号店をオープンし、現在では同県を中心に京都・大阪に個性豊かなレストランを計14店舗展開する飲食店グループ。上質な空間で提供される個性豊かな料理と、コスパの高さで予約必須の人気店となっている。
このほどオープンする同店は、最も原始的な熱源である「薪火」を用いたジューシーでスモーキーな料理を中心に提供。直火・おき火などベストな調理法と火加減で、肉や魚、野菜のおいしさを最大限に引き出し、薪焼きならではの薫りとともに楽しめる。和洋中などのジャンルの枠に捉われない多彩なメニューをそろえるほか、ヴィーガン対応メニューも用意。
また、既存店と同様に食材に徹底的にこだわり、生産者の下を訪れ思いを込めてつくられた食材を厳選。規格外により市場に出回らない野菜も活用し、フードロス削減にも取り組んでいるほか、ドリンクも国産のクラフトビールやクラフトジン、ウイスキーや、ナチュールワインをそろえるなど、個々の食の嗜好に合わせた多様なニーズに応えるラインアップとなっている。
会の冒頭、同社執行役員ONO GROUP 統括の小野聖二氏が「本店の目玉である薪火はガス調理よりも、食材の水分を保ったまま火入れができるというのが利点で、食材本来のおいしさを堪能していただけると思っている。原料である薪は千葉から3種類ほど仕入れ、調理する食材によって使い分けている。福岡を発祥とする弊社だが、今回、初の関東進出ということで、地元の食材のみにこだわることなく、これから関東近郊でご縁を持たせていただける生産者さまの素晴らしい食材も、存分に取り入れていきたい」とあいさつ。
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