タカハシガリレイが新型のスパイラルフリーザーを開発

 急速凍結・急速冷却機械「トンネルフリーザー」を製造・販売するタカハシガリレイ(株)(大阪市西淀川区、鳴田友和社長)は1日から、新型のスパイラルフリーザー「SPIN SHOCK TYS」の受注を開始する。
 スパイラルフリーザーは、ハンバーグやコロッケなどの総菜や弁当などを大量かつ効率的に冷却でき、最長500mにおよぶベルトコンベヤー構造を、直径5mの円筒内に効率的に収めたもの。広い設置スペースがなくても工場レイアウトに応じて柔軟にスパイラルフリーザーを導入できる。
 今回の改良で、これまで側面にあった冷却器・送風機を本体上部に設置した(右写真)。これにより、さらなる設置面積の縮小を実現。冷却効率も向上し、省エネ性能も高まっている。
 また、コンベヤーを覆うカバーを撤廃したことで、装置内部に入ることなく、庫外からでも目視による点検や洗浄が可能となった(左写真)。外壁には広く開口する観音扉を設置しているため、内部の確認や作業、洗浄が容易になっており、作業時間や人件費を大幅に削減できる。オプションで庫内を丸洗いする自動洗浄機能を付帯できる。
 コンベヤーには、搬送装置の専門メーカーであるイントラロックス社のダイレクトドライブシステムを採用。商材のズレや故障リスクが低く、省エネ性能の向上と生産ロスの低減が期待できる。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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