(株)米澤佐藤畜産(佐藤秀彌社長)はこのほど、第44回米沢牛枝肉共励会受賞牛の試食会を山形県米沢市にある米沢牛専門店「米沢牛登起波本店」で開催した。
試食会には、米沢牛銘柄推進協議会の中川勝会長(米沢市長)や(株)米沢食肉公社の佐藤康寛社長、購買者の(株)登起波の尾崎仁社長らのほか、米澤佐藤畜産の社員も多く参加し、最高級米沢牛のおいしさを堪能した。
冒頭、米澤佐藤畜産の佐藤社長は「これからもおいしさを追求しながら、月齢はもとより、系統の組み合わせなども考えて、おいしい牛肉の生産に務めていく」と話した。続いて、中川会長は「米沢牛は米沢の宝である。今後も継続的に米沢牛の品質を高めながら、全国、そして世界にも発信していかなければいけない」と語った。今回の受賞牛を購買した登起波の尾崎社長は「米沢生まれ、米沢育ち、そして自家繁殖の素晴らしい小ザシの牛が受賞ということで、試食するのが非常に楽しみである。今後も米沢牛の販売を頑張っていきたい」と意欲を示した。試食会では、米沢牛を使った料理が多く提供され、大盛況のうちに終了した。
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