家畜改良事業団は8日、31年度後期現場後代検定にかかる選抜牛等説明会を東京都江東区の本部とオンラインで行った。改良部の黒木一仁肉牛担当部長は「31年後期は14頭を検定。昨年10月から枝肉調査を始め、ことし4月をメドに枝肉調査を終了。7月31日に行われた改良委員会の了承を経て、前期に保留していた1頭(増平栄)を加えた6頭を選抜した。
後期現場検定ではBMSの平均が全体で8.6、去勢8.4、雌8.8と、過去最高だった前回(全体平均8.3)を上回った。
ゲノミック評価をより活用できるようになったのが要因だ。これまでの悪い種雄牛を切る方法から、予備選抜の基準を厳しくし、良いものだけを残すようにしたため、能力の高い種雄牛が検定にかけられるようになったと考えている」と検定の概要を説明した。各選抜牛の特徴は次のとおり(続きは食肉速報に掲載)
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