第66回茨城肉牛共、名誉賞は肉の牛善が単価5,005円で落札

 茨城県肉用牛振興協会主催の第66回茨城県肉用牛共進会がこのほど、茨城県中央食肉公社で開かれた。出品牛がすべて「常陸牛」となり合計115頭が上場された。名誉賞には橋本畜産(株)筑西農場(写真左から2人目が橋本武二社長)の枝肉が選ばれ農林水産大臣賞に輝き、㈲肉の牛善がキロあたり5,005円で落札した。同共進会で5千円超えはここ5年ほど出ておらず、飼料高となっている中で生産者へ勇気を与え、関係者からも高く評価された。また最優秀賞には栗島喜好さんの枝肉が選出され、関東農政局長を受賞し、(有)トキワフーズが3,298円で購買した。
 褒賞授与式は茨城県家畜商業協同組合の橋本武二理事長のあいさつで開会。共進会会長であり、茨城県畜産農業協同組合連合会の斉藤功代表理事会長(写真左)が「『常陸牛』は2年連続で1万頭の大台を達成し、東京食肉市場まつり2022においても推奨銘柄牛として大きな注目を集めた。カナダで『常陸牛』の販路拡大に向けたトップセールスが行われるなど、海外輸出も活発化している。今後もさらに、県関係団体、指定生産者、販売店が一体となって消費者に喜ばれる『常陸牛』を供給できるように努力していく」と、関係者の尽力に謝辞を述べた。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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