農水省は22日、香川県観音寺市の家禽農場で、高病原性鳥インフルエンザ(今シーズン国内14例目)の疑似患畜が確認されたと発表した。これを受け、当該農場の肉用鶏2万4千羽および疫学関連農場(1農場)9千羽が殺処分となる。野村哲郎農水大臣は同日の閣議後会見で「今シーズンは、例年よりも早い発生となっており、一層の厳重な警戒が必要である。発生についてはさまざまなケースが考えられるが、農家の人たちの飼養衛生管理を徹底するしかない。発生した県については、非常に対応が良く、ほとんどが2〜3日で殺処分、埋却が完了しており、この努力に感謝したい。2次災害が出ないように、各県とも取り組んでいただいている」と述べた。
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