神戸市場で神戸ビーフフェスタ開催、名誉賞は山之口さん出品牛

 「THE KOBE BEEF FESTA2022」(神戸ビーフフェスタ、主催=神戸中央畜産荷受(株))が11日、神戸市中央卸売市場西部市場で開催された。神戸ビーフフェスタはことしで3回目の開催。「神戸ビーフ」「但馬牛」に特化した、同市場最大規模の品評会となっている。今回雌20頭、去勢42頭の計62頭が出品され、このうち名誉賞・神戸市長賞には山之口直樹さん(写真左)出品の去勢牛を選出。同牛は兵庫県加古川市の食肉卸(株)ミムラフーズ(三村竜也社長)がキロあたり6千円で買い受けた。
 山之口さん出品の名誉賞牛は、31カ月齢の去勢牛で、枝肉重量382kg。格付はA5等級でBMS No.12、ロースしん面積66平方cm、バラの厚さ7.3cm、皮下脂肪の厚さ2.8cm、歩留まり基準値75.6。脂肪中のモノ不飽和脂肪酸含有率64.6%。
 開催にあたり神戸中畜の丸橋弘資社長(写真右)は、買参者の多数の参加に対し謝辞を述べ「購買者の皆さまも苦しい現状が続いていることかと思うが、但馬牛生産者の励みになるよう活発な購買をお願いしたい」とあいさつした。そのほかの入賞牛の出品者は次のとおり(続きは食肉速報に掲載)

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