農水省は21日、群馬県板倉町の養豚農場で、国内84例目となる豚熱の患畜が確認されたことを受け、「農林水産省豚熱・アフリカ豚熱防疫対策本部」を持ち回りで開催し、今後の防疫方針について決定した。
群馬県は20日、板倉町の農場から、飼養豚に異状がみられるとの通報を受け、農場に立ち入り、病性鑑定を実施。検査により豚熱の疑いが生じたため、農研機構動物衛生研究部門で精密検査を実施したところ、21日に豚熱の患畜であることが判明した。これにより、同農場約350頭と疫学関連農場(2農場)約350頭の飼養豚が殺処分となる。
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