群馬県の山本知事、豚熱ワクチン接種の体制強化を要請

 群馬県の山本一太知事(写真左)は2日、農水省で野村哲郎農相(写真右)に豚熱ワクチン接種に関する要請を行った。同県では豚熱の発生が相次いでおり、養豚農家にとっては苦しい状況が続いている。現場では子豚に対するワクチンの2回接種が希望されており、(1)同省に提出するデータを生かした、科学的根拠に基づく有効性検証(2)接種地域の拡大による需要増を見込んだ、ワクチン増産体制の構築(3)現在の流行株に対応した新たなワクチン開発—などが要望としてあげられた。そのほか、経口ワクチン安定供給体制の早期確立や、農場の衛生管理強化に向けた施設整備のための財政的な支援なども望まれている。

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