農水省は6日、宮城県からのシンガポール向けの家禽由来製品の輸出が再開されたと発表した。香港やシンガポール当局からは、鳥フル非発生県からの家禽由来製品の輸出継続が認められており、これまで同病が発生した12県のうち、10県についてシンガポール当局から清浄性が認められ、輸出を再開していたが、宮城県についても清浄性が認められ、当該県からの家禽由来製品の輸出再開について合意した。これにより、動物検疫所において、シンガポール向けの輸出に必要な輸出検疫証明書の交付を再開した。引き続き、ほかの輸出先国.地域との協議を行っていく。なお、先に輸出再開した10県のうち、青森県および秋田県については、再開後に高病原性鳥インフルエンザが発生したため、輸出を停止している。
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